日常生活では
1.チューブをいれた場合は、鼓膜に常に穴が空いている状態ですのでお風呂では注意が必要です。髪を洗ったりする時には、お水が入らないように耳を抑えたりシャンプーハットの使用を考えられてください。下の方にもあげている耳栓の使用が望ましいかと思います。
2.お鼻をつよくかむことを避けてください。
お耳に穴が空いた状態では、お鼻に強い圧をかけると、鼻水がお耳に飛びやすくなります。風を引いている時などは、汚い鼻水がお耳に飛ぶことになり中耳炎の危険が高まります。
1. 耳栓をしていただく
やはり念には念をいれて。できれば密閉度の高い耳栓を使われるのがいいでしょう。医療用のものも安価で手に入りますし、スポーツ用のものでもいいかと思います。
2. 潜水や、飛び込みなど水が入りやすい行為は避ける
3. 万が一水が入ったと思った時は速やかに専門医に見せる
次の写真は、同じく右側に入れたチューブが鼓膜の内側に落ち込んで、しかもそのまま鼓膜がふさがってしまった方です。鼓膜に透けて緑色のチューブが見えています。
この場合、もう一度鼓膜切開を行いチューブを摘出して、入れ直す必要があります。